/* メンバーからの評価値: "和風", "おだやか" */

どうやら僕は、二人からそんな風に見えているらしい。
"和風" はともかく、"おだやか" というのは、単にエラーログと睨めっこをしていて動かないだけかもしれないけれど。

ツナが色を塗り、ササミが物語を紡ぐ。
僕の仕事は、その華やかな世界が崩れないように、
裏側で柱を立て、床を張り、屋根を支えること。

完成してしまえば見えなくなる「構造(Structure)」を組んでいる時間が、実は一番落ち着く。
誰も気づかないような細部の処理が、意図した通りに動いた時。
縁側でお茶をすする時と同じくらい、静かな満足感がある。

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宇多田ヒカル - 『Automatic』
ただの「自動化」ではない。
この曲にあるのは、緻密に計算されたグルーヴと、その上で揺れ動く生々しい感情のループだ。

プログラミングも似ている。
書くのは論理的なコードだが、動かしたいのは人の心だったり、生活の彩りだったりする。

無機質な画面に向かい続け、思考が深くなる深夜。
この曲の変わらないリズムだけが、僕の作業を肯定してくれている気がする。